建築施工管理CPD講習会を開催 平成30年1月29日 



 加藤講師



 講師の話に聞き入る参加者ら

 「知っておきたい解体工事・建築施工管理の基本」をテーマに1月29日、建築施工管理CPD制度認定の講習会を開催、会員企業から約20人が参加した。今回の講習会は(一財)建設業振興基金の協力を得て、DVDによる映像講習と対面講習を行った。受講者にはCPD6単位が付与された。

 DVDによる映像講習では、建造物の解体工事における注意点やポイントなどを解説。諸官庁への届出に必要な資料収集等の事前調査をはじめ、足場組立から地下解体までの施工計画、騒音や振動、安全対策や廃棄物処理等の処置などの施工管理について学んだ。

 建築施工管理の基本について講義した建築施工・技術コンサルタント事務所とうりょうの加藤亮一代表は、施工計画の立案は、与条件、要求事項を把握したうえで、品質、コスト、工期、安全・環境(QCSE)を考慮することを強調。総合仮設計画では、敷地条件、仮囲い・ゲート、仮設インフラ、足場、楊重などそれぞれ基本計画を立てて、工事全体を見通せるようにしたうえで、PDCAの検証を行うよう呼びかけた。



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