社会保険未加入対策説明会を開催
 適切な社保加入と下請け指導を
平成29年10月2日
〜10月5日



説明者の中島氏

 

説明を聞く参加者
(3日、浦添市産業振興センター)




2日の北部地区では47人が参加

 


資料に目を通す参加者ら
(5日、宮古地区)




説明に聞き入る参加者ら
(4日、八重山)


 10月2日から5日にかけて社会保険未加入対策に関する説明会を県内各地で開催した。

 今回の説明会は、県内の社保加入率が全国と比べ低い状況にあることに加え、今年10月から国直轄工事で、2次下請け以下が未加入の場合、元請け業者に対して制裁金や減点などのペナルティーが課せられることから、社保未加入対策の概要や今後の動向、加入のメリットなどについて会員企業や関連下請け業者を対象に開催した。

 3日、浦添市産業振興センター結の街で開催された説明会では、県社会保険労務士会会員の中島隆史氏が社会保険制度について説明。下請け指導ガイドラインを分かりやすくするため、社会保険制度の概要をはじめ、保険加入におけるメリット、元請け・下請けの役割などを解説。参加者に適切な社保加入や指導を促した。

 また、協会から、未加入対策の対応として今後、地方自治体が発注する工事の動向を注視することなどを説明し、「保険加入により給与の手取り額が少なくなるという理由で、加入を嫌がる事例があるが、社保加入は、長い人生のリスク回避のためにあると考えてほしい。この説明会を通じて、適切な保険加入の促進と人材確保につなげていってほしい」と述べ、加入すべき保険の種類や取り扱いなどの周知徹底を呼び掛けた。




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