■南部支部
 公的保険未加入対策講習会を開催


平成29年2月14日



30人余が参加した講習会



 南部支部(上原進支部長)は2月14日、糸満市のサザンビーチホテル&リゾートで公的保険未加入対策講習会を開催、約30人余が受講した。

 冒頭、上原支部長は「下請に全員加入してもらい、元請として行政的な処分を受けることがないように講習会を活用してもらいたい。協会としても社会保険未加入ゼロを目指していきたい」と呼び掛けた。

 講習会では建設業を専門とする行政書士の真境名健二氏が講師を務め、建設業における労働保険、社会保険や、中小企業の労働保険料の概算などについて解説した。その中で、一人親方について「専属の一人親方という場合があるが、専属という概念は一人親方にない。労基署は従業員として扱う可能性もあるため、社会保険未加入だと元請がペナルティーを受けることもある。一方で、国民健康保険、年金保険などの社会保険に加入させるより、労災保険の特別加入がいい場合もある」と説明し、働き方や状況に応じて加入を指導していくべきとした。

 また、一人親方で労災の特別加入をしていない人はリスクが高いため、加入していない人は現場入場を断るべきと促した。



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