建設廃棄物の適正処理で講習会

平成29年2月10日



建設廃棄物の処理に関する知識を学ぶ受講者



 沖建協は2月10日、建設廃棄物の適正処理に係る講習会を建労センターで開催し、会員企業から多数が受講した。同講習会は沖建協と建設マニフェスト販売センター、建設六団体副産物対策協議会の3団体で開催した。

 冒頭、建設マニフェスト販売センターの戸田伊作総務部長が「産業廃棄物処理の適正処理の理解促進を目的に全国で講習会を行っている。講習会を活用して、不法投棄の撲滅に繋げてもらいたい」と適正な産廃処理に理解を求めた。

 講習会では鹿島建設竃{社安全環境部の米谷秀子担当部長兼施工環境グループ長と清水建設活タ全環境本部環境部の名知洋子課長、建設マニフェスト販売センターの戸田総務部長が講師を務め、建設廃棄物の適正な処理方法や建設リサイクル法、マニフェストについて解説した。

 このうち米谷部長は「建設工事などでは発注者から直接工事を請け負った元請業者が排出事業者になる」と説明。排出事業者は事故処理または委託処理により、自らの廃棄物を適正に処理しなければならないとし、自己処理の場合、処理基準が適用され、委託処理の場合でも委託基準を守るよう指導した。また、廃棄物の種類や性状毎に区分して、収集運搬されるまで保管管理する保管基準を紹介し、見やすい場所に掲示板を設置するよう促した。



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