防災研修エキスパート版開く

平成29年1月26日・27日



講師の話を聞く受講者


 沖建協は1月26、27日の2日間、建労センターで「防災研修エキスパート版〜社内業務が育む次世代型防災システム〜」を開催した。研修は1月23、24日に名護市の北部生涯学習推進センターでも開かれた。

 冒頭、沖建協の久高唯和庶務課長が「資機材の情報を提供・共有していくことが早い災害復旧につながる。担当者だけではなく一般社員にも防災システムを浸透させ、担当者が不在の場合でも対応できるようにしてほしい」と呼び掛けた。

 研修では、講師の潟Wーサクセスの北野雅史氏が「習ったということと、出来るということは違う。スマホを有効活用して情報交換するなど、日頃の業務の中で防災システム使えるようになると、災害時にも対応できる。今年9月の総合防災訓練で、これまで学んだことを実践してほしい」と述べた。

 今回は、グループワークを通して、防災訓練でシステムを実行できなかった理由などの認識や保有する資機材をとりまとめて地図に反映させるなどの練習を行った。各社が保有する資機材は現場にあることが多く、地図に保有情報を反映させることで、被災時に復旧が迅速が行えるよう情報共有を図る狙いがある。
 

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