■那覇支部
 那覇市と意見交換会

平成28年10月25日


現場の課題改善へ意見交換した

 那覇支部(呉屋守孝支部長)は10月25日、那覇市役所で同市建設管理部や都市計画部などと意見交換会を開催し、@入札及び契約に関することA現場施工上の問題B安全管理上の問題・要望の3点について意見を交わした。

 今回、那覇支部では建設企画委員会を細分化し、土木工事部会、建築工事部会、入札関係部会の3つの部会を設置し、会員にアンケートを実施して問題を整理するなど、より効率的に課題が改善できるよう準備を進めてきた。

 意見交換会には、那覇支部から呉屋支部長と比嘉正敏副支部長、砂川和寛建設企画委員長ら15人が参加。那覇市からは上江洲喜紀建設管理部長や島袋朝則建設管理部副部長ら12人が出席した。

 冒頭、呉屋支部長は「発注者・受注者ともに、理解し合い、より良い環境で立派な成果物を仕上げるための有意義な会議となるよう祈念する」と挨拶した。

 那覇支部は那覇市に対して、入札関係で年末年始やお盆などの長期休暇を考慮した入札時期の設定を求めた。また工事関係では、昨今の人手不足などが工期に反映されていない現状や、工事毎に作成する書類が多く、現場運営に苦労している状況を説明。工期設定の見直しや書類の簡素化など現場の負担軽減を要望。

 これに対して、那覇市は発注者も技術者が不足している状況があるので、負担軽減させていく必要があるとの認識を示した。工事の検査方法についても改善する必要があるとした。

 比嘉副支部長は「双方で課題を共有することができ、非常に有意義な意見交換会だった」と話した。

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