河川、海岸愛護月間で清掃活動実施
平成28年7月27日・29日8月5日
    7月の河川愛護月間と海岸愛護月間に合わせて、県の各土木事務所では、河川や海岸で清掃活動を展開した。各土木事務所の呼び掛けに応じて、沖建協の各支部もボランティアで清掃活動に参加して、河川や海岸の良好な環境の保全などに一役買った。 
  


草刈りやゴミ拾いを行う参加者





 清掃活動に参加した皆さん

 
海岸のゴミを拾う参加者
 




川沿いの道路で除草作業する参加者
■那覇支部
 那覇支部(呉屋守孝支部長)は7月29日、国場川に架かる爬龍橋付近で清掃活動を行った。活動は、県南部土木事務所(嶺井秋夫所長)が主催する河川愛護月間の普及・啓発の取り組みの一環として実施された。
 清掃に当たり嶺井所長は「川は憩いと安らぎを提供する貴重な自然空間であり、私たちの財産として、より良い環境を保つ必要がある。ここは漫湖公園と隣接し、日頃から多くの方に利用されている場所である。本日の清掃が河川愛護の機運を一層高めることに寄与するものと期待している」と呼び掛けた。
 参加者らは手分けして約1時間、草刈りなどを行い、国場川周辺のゴミを回収した。ある参加者は河岸に漂流した大量のペットボトルを見て「こんなにたくさんあるとは」と驚いた様子だった。

 
浦添・西原支部、中部支部
 浦添・西原支部(本田雅則支部長)と中部支部(手登根明支部長)は8月5日、県中部土木事務所(赤崎勉所長)が呼び掛けた河川の清掃活動に参加した。清掃活動は河川愛護月間の取り組みとして行われたもので、同支部会員や地域住民ら132人が草刈りなどに汗を流した。
 清掃場所は、うるま市と恩納村との境界付近に位置する石川川で、参加者が2時間ほど作業し、周辺をきれいにした。

 
■北部支部
 北部支部(仲泊栄次支部長)は7月29日、県北部土木事務所(真栄里嘉孝所長)が主催した清掃活動に参加した。清掃場所は名護市の宇茂佐海岸で、同支部会員のほか、北部土木事務所職員、(一社)沖縄県測量建設コンサルタンツ協会などの会員ら159人が参加した。
 清掃活動は海岸愛護月間に合わせて行われたもの。参加者は1時間半にわたって海岸のゴミ拾いを行い、約370キロのゴミを収集した。例年に比べ、収集したゴミの量が少なかったが、参加者らは「昨年は台風の襲来が多く流木なども多かった。でも、今年は台風の襲来がまだなく、流木などが少なかったと思う」と話した。

 
■八重山支部
 八重山支部(米盛博明支部長)は7月27日、河川愛護月間の取り組みとして行われた清掃活動に参加した。清掃活動は県八重山土木事務所(東浜安邦所長)の呼び掛けで行われたもので、同支部会員や同事務所職員、八重山地区測量設計業協会会員、地域住民ら約140人が汗を流した。
 清掃場所は石垣市内の新川川沿線などで、新川川沿いの田原橋から小波本橋まで、延長約200メートル区間の土手周辺や遊歩道などを清掃。参加者らは、道路端に繁茂する雑草やギンネムなどを除草して道幅を確保したほか、河川土手などで集めた木くずなどのごみを収集。回収した雑木や雑草類は4トントラックに6台分にも及んだ。
 清掃に参加した東浜所長は「活動が河川の保全・再生・適正利用を考えるきっかけになれば」と意義を強調。「周辺の美化によって石垣島の豊かな自然環境がより良く感じられる」などと述べ、活動の成果を期待した。



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