ダンプ労働者の待遇改善へ適正な単価要請
平成28年7月20日

要請書を受け取る下地会長(右)

 ダンプ労働者の待遇改善を図るため、適正な単価設定と賃金支払いを求める要請団が7月20日、来協して下地米蔵会長、源河忠雄常務理事、喜屋武忠理事らと意見交換した。
 要請は全日本建設交運一般労働組合ダンプ部会が実施するダンプキャラバンの一環として例年行われており、同部会の森谷稔部会長、沖縄ダンプ協議会の東江勇議長らが現状や要望事項を説明した。要望事項は@交通安全を担保し、まともな生活ができる単価実現のため、具体的な改善策を講じることA過積載根絶の指導強化B設計図書に明記されている「指導事項」の遵守・徹底C一人親方の形態で働く就労者に対して「一人親方労災保険」の加入を促進する措置を徹底すること―など。
 東江議長は「生コンの単価は上昇したが、運搬費に反映されていない。沖総局の経産部にも要請し、同部も改善していく必要があるとの認識を示していた。運搬費に反映されるよう支援してほしい」と訴え、協会に事態の改善へ向け協力を求めた。
 下地会長は「協会として、できる事は対応し、生コン組合の理事長にも話をしておく。お互いでうまく解決できるよう取り組んでほしい」と述べた。



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